2016年5月8日日曜日

【告知】5.22に話します。→「家族の自殺をのりこえる」@ナママス



ご無沙汰しています。

5月22日の夜22時〜、マスナリジュンさんのキャス番組『ナママス』に出て話します。

テーマは「家族の自殺をのりこえる」です。

私の母は、2005年9月にさいたま市内の病院の屋上から飛び降りて自殺しました。61歳でした。
それから長いこと試行錯誤して、母が自殺したということを受け入れると同時に、自分の生活の楽しさを追求することができるようになってきました。

あくまでも私だけの体験で、一般化できるものでもなく、あと、個人的に変なつじつま合わせをしていたりするので、理解しづらいロジックもあるかもしれませんが、今、家族や大事な人に自殺で死なれてしまって苦しんでいるひとの、もしかしたらお役に立つことがあるかもしれないと思って、お話させていただきます。

私自身、母が自殺したことについて、これまでお話したことがありませんでしたので、ちょっと考えを整理しないといけないと思います。
キャス番組で話すのに先立って、こんなふうにまとめてみました。



・家族の自殺をのりこえるための10のアイテム

1 とにかく寝る。眠れなくなったら薬を飲んで寝る。寝ないと病気になります。
2 牛肉、鮭をなるべく意識して頻繁に食べる。タンパク質がうつを予防します。
3 家族が自殺して今この世にいないという状態でも、自分は幸せになれると信じる。
4 仕事、学校など規則正しい生活作りの役に立つ、社会活動を活用する。身の回りの整理整頓清掃を心がける。
5 家族が選んだ「自殺」という選択を認め、その行動力と決断力を心のなかでほめる。
6 自分のせいで死んだと考えそうになっても口に出したり文字に書いたりしない。
7 家族が「表現」のために自殺した場合(いじめ、貧困など)、そのメッセージを受け止めすぎて自分がつぶれない。あくまでも家族の選択であり、それを認め、水に流してあげる(忘れてあげる)。また、忘れることに罪悪感を持たない。
8 死ぬという一大事業を成し遂げた故人の業績を認めて、それ以上は深入りしない。理解はしても同情や同化をしない。死んだ人よりも生きている人を大事にする(遺族で責任をなすりつけたりせず、頑張って仲良くしてみる。無理だったら距離を置く)。
9 遺影に向かって話すときは「どうして」「ごめんなさい」ではなくて「ありがとう」と言う。
10 自殺遺族とつるみすぎない。家族の自殺という出来事がハブになって人間関係が形成された場合、その人間関係を解消するまで、家族の自殺が話題の中心になります。

私自身、この10アイテムが守れるようになるまで10年近くかかりました。
その間、自分自身も母の自殺を気にするあまり、家族と不仲になったり、自分も自殺するんじゃないかと思ったり、仕事での人間関係が悪化したり、東日本大震災が引き金ではありますが、双極性障害に罹り実際に生死の境をさまよったりすることになりました。

ある時、はっと気がついてこの10アイテムを実行し、しばらくして今、家族や仕事の人間関係はうまくいくようになりましたし、双極性障害も現在薬を飲まずに1年普通に過ごすことができています。
なにより、自分のことを自分でできる、お金もひとなみに稼げて楽しく生活できるようになった今、人生で一番幸せかもしれません。
そして、ずっとしまいこんでいた小さなサイズの母の遺影をようやく、気に入りのアンティークの書棚の一番良い所に掲げることができ、毎日話しかけたり、お水を供えることができるようになりました。
母の日に、こんなお花を飾ることができるようになったのも、母が死んで初めてのことです。

いま、その10アイテムをふりかえって整理するとこうなります。
おそらく冷たい人間だと思われると思います。
批判されるかもしれませんし、意見が違う人もいると思います。
が、私にとっては劇的に効果があったものです。
詳しくは『ナママス』でお話したいと思います。

それではごきげんよう。